こんにちは。
音楽はApple Musicで聴いてるぱんちです。
最近ぼくの中でちょっとしたブームになっているものがあります。
それはバンド名やグループ名の架空の由来を考えるという遊びです。
ぼくはこの遊びをウソ由来づくりと呼んでいます。
この遊びのポイントは熱狂的なファンには通じないけど、ファンじゃなければギリギリ信じるレベルのウソを考えるところです。
鉄板過ぎるとつまらないし、トリッキー過ぎると信じてもらえない。
その間を突くような絶妙なウソ由来ができた時の達成感は、まるでひとつの作品を完成させたような気分になります。
ということで、今回はぼくが最近ハマっているウソ由来づくりについて紹介していきます。
まずは実際にぼくがつくったウソ由来をいくつか紹介していきます。
ここに書いてあることはウソ100%の情報なのでくれぐれも信じないこと、ましてや人に説明するようなことは絶対にないようにしてください。恥をかくだけなので。
それと本当の由来はここには載せないので、真実を知りたい人は各自Wikipediaで調べてくださいね。
メンバー3人の出身地である北海道釧路市の名産ししゃもから命名。自分たちもししゃものように北海道を飛び出してみんなに愛される存在になりたいという意味を込めている。
谷村新司のような髭の似合うダンディな男になりたいという想いから。
元々は『髭男dism』というバンド名だったが、谷村新司本人が公認したことでofficialが付き今の名前となった。
歌とダンスで耳と目を楽しませるだけではなく、自分たちのパフォーマンスで香りまでも届けられるようになりたいという夢がからこの名前となった。
Gnu(ヌー)はエジプトの神であるヌー神から。ヌー神はエジプト神話の原始の神で、混沌(カオス)が擬人化された存在である。
そのヌー神をも統べるようなキングになりたいという意味でこの名前に。
人間性は最低だが、音楽だけは最高でありたいという想いから命名。
最後に付く乙女。はモーニング娘。を意識して付けたそう。
Gnarly(イカして)Liberty(自由な)Aeonian(永遠の)Yahoo(無法者)という4つの単語の頭文字を合わせた名前となっている。
次にぼくが見つけたウソ由来をつくるコツを紹介します。
1.真実を知るべからず
ウソ由来をつくる時に一番の障害となるのは、本当の由来です。
ウソ由来を考える前に本当の由来を知ってしまうと、どうしてもそちらの情報に引っ張られてしまいます。
なので、自分に中で完成するまでは真実を知らないようにした方がスムーズにつくることができます。
ただし、まれに本当の由来と被ってしまうことがあるので、作り終わったら必ず確認するようにはしましょう。
2.デティールにこだわれ
上手なウソ由来をつくるにはデティール(細部)にこだわる必要があります。
OKAMOTO’Sを例にして説明します。
例えばこんな感じのウソ由来を考えたとします。
ファンじゃなければこれでも信じるかもしれません。
しかし細部に味付けをすることで、
さっきよりもグッと説得力が増しましたよね?
このように細かな情報を付け加えることで、より説得力があるウソ由来をつくることができます。
3.ありそう感を狙え
3つ目のコツはありそう感を狙うというものです。
これも例を使って説明します。
例えば『カッコイイから』というシンプルなウソ由来があったとします。
これを米津玄師に当てはめると、
カッコイイから。
これでは米津玄師が持つイメージとあまりにもかけ離れているので誰も信じてくれないでしょう。
では次にこれをマキシマムザホルモンに当てはめてみると、
カッコイイから。
米津玄師に比べ不思議と違和感が無くなりましたよね?
これはマキシマムザホルモンが持つ破天荒なイメージが『カッコイイから』に見事にマッチしたからです。
このようにそれぞれのグループが持つイメージ(このグループならありそう感)を利用することで、シンプルな言葉であっても説得力のあるウソ由来をつくることができます。
ここでは解説しませんが、高等テクニックとして逆にありそう感を利用するというものもあったりします。
いかがだったでしょうか?
このウソ由来づくりは、日常生活では何の役にも立ちませんが知的ゲームとして楽しんでもらえればと思っています。
ちなみにぼくは日々の積み重ねによって3分でウソ由来をつくることができるようになりました。
みなさんも興味があればウソ由来づくりにチャレンジしてみてください。