エビに期待しない生き方

ぱんち
ぱんち

こんにちは。
一番好きな丼物は海鮮丼なぱんちです。

突然ですが、ぼくにはこれまで何度も裏切られ続けてきたことで学んだ教訓があります。

それは、エビには期待しないほうがいいということです。

なぜエビに期待しないほうがいいのか?
その理由について、エビが創る幻、通称『エビ幻想』から解き放たれたぼくが語ります。

目次

恐ろしいエビ幻想

下にあるのは一般的な天ぷら盛り合わせの画像です。

エビ、ししとう、キス、かぼちゃ、なすの天ぷらが載っています。
(一番後ろにある四角いのは何かわからないため除外)

エビ幻想に騙されていた時のぼくだったらこれらを以下の順番で食べていました。

①かぼちゃ ②ししとう ③キス ④なす ⑤エビ

野菜類は先に食べてしまい最後にエビをもってくるというルートです。

プリプリで肉厚なエビ。肉類があまりない天ぷらでは、エビが天ぷらカーストの最上位に位置するのは揺るぎなく、楽しみは最後までとっとく派の人にとっては王道なルートだと思います。

でも実はこのルートにこそ落とし穴があるのです!

その落とし穴とは、みなさんも感じたことがある最後までとっておいてから食べるエビは大体想像を下回ってくるというものです。

期待して残しておいたのに実際に食べると思ったより美味しくなく、ガッカリしてしまうというこの現象。
このような現象が生まれるのは以下の2つが原因だと考えます。

1.野菜の美味しさに気付いた

子供の頃はまだ野菜の美味しさに気が付いていないので、その分エビを美味しく感じていました。そして成長して大人になると野菜の美味しさにも気付くようになります。
しかし、子供の頃の「エビは野菜より美味しい」と言う偏見はそのまま染み付いてしまっているので、自分の中のエビのハードルが相対的に上がってしまい、現実のエビがその期待に応えられずにガッカリするのです。

2.最後までとっておくという行為

最後までとっておくという行為は、セルフ焦らし行為であり自分の中でエビの価値を実物以上に高めてしまっているのです。
このセルフ焦らし行為により自分の中のエビと現実のエビとの間にギャップが生まれ、実際に食べた時にガッカリしてしまうのです。

このようなエビ本来の実力以上に自分の中でエビの存在が大きなってしまう現象をぼくは『エビ幻想』と名付けました。

そしてエビ幻想に何度もやられ、幾度もガッカリしたぼくはエビに期待しない生き方を歩むようになったのです。

エビ幻想に打ち勝つ方法

「エビ幻想のことはわかったけど、やられっぱなしなんて冗談じゃねえ!」という人のために、ここからはエビ幻想に打ち勝つ方法を提案します。

1.途中で食べる

エビを最後まで残すのではなくあえて途中で食べるという方法です。
こうすることでエビに変な期待感が生まれないので、実力通りの味を楽しむことができます。その時に最後にもってくるのは2番目に好きな食材が良いでしょう。

この方法は好きな物は最後に食べる派の人には中々ツライものでしょう。
しかし、今こそ新しい扉を開ける時なのです。エビ幻想に打ち勝ち、共に新世界へ旅立ちましょう!

2.味見をする

2つ目は、味見をしてコントロールする方法です。
1口食べて「こいつはトリに持ってきても大丈夫な器だな」と確信したら、あえて食べ切らずに最後まで残しておきましょう。そして、味見をして期待に応えなければそのタイミングで食べてしまえばいいのです。

食べかけのエビがお皿の上にあるのは見栄えが悪いですが、エビの美味しさと天秤にかければどちらが重要なのかは明白ですよね。

おわりに

エビ以外にもこのような幻想を生み出す物は日常に溢れていて、ぼくたちをガッカリさせる機会を伺っています。

しかし今回紹介した内容を知っていればある程度の対処ができるようになるはずです。

幻想に打ち勝ち、そのモノ本来の姿が見えるように共に精進していきましょう。

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