何かありそうだったけど結局何もなかったランウェイで笑っての登場人物たち

『ランウェイで笑って』は週刊少年マガジンで連載していたファッションをテーマにした漫画作品です。

画像引用:Amazon

158cmというファッションモデルとしてはありえない低身長ながら、パリコレモデルになるという夢を絶対にあきらめない藤戸千雪

ファッションデザイナーに興味があるものの、家庭環境のせいで夢をあきらめていた都村育人

その二人が出会い、あきらめかけていた夢を叶えていくという読むと元気がもらえる作品です。




この作品を読んでいて気づいたのですが、本作には登場した時は何かありそうだったけど結局何もせず退場する人物が何人かいます。

この記事では、僕がランウェイで笑ってを読んで「あいつは一体なんだったんだろう?」と思った登場人物たちを紹介します。

柳田のパタンナー・飯田

1人目は、デザイナー柳田一の下で働いていたパタンナーの飯田です。

初登場は柳田の仕事場の床で倒れているという衝撃的ものでしたが、セリフも見せ場も一切ないままフェードアウトしていったキャラクターです。

もう1人のパタンナーである森山は芸華祭の予選で生地屋の店員として再登場しましたが、飯田はその後も再登場することはありませんでした。

はじめて見た時は、育人の先輩としていろいろアドバイスをするのかなあと考えていましたが、全くそんなことはなかったです。

服飾芸華大学予選2位の人

2人目は服飾芸華大学一次予選2位の人です。

この人はセリフどころか姿すら出てきませんでした。

服飾芸華大学で行われた芸華祭一次予選の結果は、3位が育人で1位が因縁がある木崎 香留でした。

2位の人は結果発表の時に登場しなかったので、本選でダークホースとして登場するのかな?と思っていましたが、結局そのまま出てくることはありませんでした。

「それなら育人が2位でいいだろ!」とツッコミたくなりますが、きっと香留と育人の実力差を描きたかったのでしょう。

萩繊維の萩姉弟

3、4人目は萩繊維の萩姉弟です。

萩姉弟は、アパレルブランド・アプロアイディーテの下請け先である萩繊維の従業員で、姉の萩 美月と弟の日向の双子の姉弟です。

弟の日向が姉への劣等感を育人と共に払拭するエピソードでもあるかな?と思いましたがそんなことはなかったです。

あそこまで何かありそうな雰囲気で登場して、何もなかったキャラクターは中々いないと思います。

アプロアイディーテ オムのデザイナー・石橋 充

5人目はアプロアイディーテ オムの担当デザイナーである石橋 充です。

登場した時は、こいつは実力者の1人として育人の前に立ちはだかなと思っていた時期もありましたが、全くそんなシーンはなかったです。

この作品がウィメンズ服をメインに扱っているので仕方がないのですが、最後までセリフも一切ないとは思いませんでした。

育人のライバルである遠と若干見た目が似ているのが良くなかったかもしれませんね。



以上が『ランウェイで笑って』に登場した何かありそうで何もなかった登場人物たちです。

こんな感じで取り上げてはいますが、本編はとても熱く、読むと前向きになれる作品なので未読の人はぜひ読んでみてください!