10年ぶりくらいにひとつの漫画にどハマりしました。
その漫画とは『僕の心のヤバイやつ』という作品です。
『僕の心のヤバイやつ』は、桜井のりおによる日本の少年漫画。東京都目黒区洗足を舞台に、陰キャの中二病少年・市川京太郎と陽キャの美少女・山田杏奈の2人が織り成す恋模様を描いたラブコメディである。略称は「僕ヤバ」
Wikipediaより引用
この漫画と出会ってから、ハマりすぎて3日間で全巻を5回読み返してしまいました。
この漫画を読んでから、
「なんて最高な漫画なんだ！」
「この好きな気持ちを誰かに伝えたい！」
という熱い衝動が止まらないので、今回は『僕ヤバのエピソードからぼくが何度読んでもニヤけてしまうシーン』をいくつか紹介します。
Karte.15 市川が置いたポケットティッシュを山田が手に取って眺めているとこ
泣いている山田にポケットティシュを渡したいけど、直接渡せない市川が図書室に大量のポケットティッシュを置いておく場面です。
最初は「この漫画はこのまま主人公の片想いでいくのかな？」と思いながら読んでいたので、このコマを見落としていました。(その前の市川のツッコミも特徴的なので)
しかし、後で読み返してポケットティッシュを手に取って微笑んでいる山田に気が付き思わずハウアッ！となりました。
このやりとりがあって山田は市川の優しさに気づいたんだなと。
ここは2人の関係のターニングポイントだと思っているので好きなシーンのひとつです。
Karte.22 市川のカッパを着た山田がコンビニへ歩いていくとこ
雨の日に傘を忘れた山田が市川のカッパを借りてコンビニまで傘を買いに行こうとする場面です。
小さなコマですが、市川から見えないところで微笑んでいる山田の顔がたまりません。
こういう細かい所にも注目すべき部分が詰まっているので気が抜けない作品です。
Karte.27 泣いている山田に市川がミルクティーを渡すとこ
職業見学の帰り道に2人で電車に乗り遅れてしまい、責任を感じて泣いてしまった山田を慰めるために市川がミルクティーを渡す場面です。
最初読んだ時は、この山田の反応は市川から飲み物をもらったことが単純に嬉しいのかなとだけ思っていました。
しかし、それだけではなかったのです！
なんと、その2話前のKarte.25で山田はミルクティーが飲みたいことをさりげなく友人に話していたのです！
読み直してそれに気づいた時は思わず感動してしまいました！
ミルクティーが飲みたいことを覚えていた市川とそれを受け取った時の山田の表情！
そして市川と山田の心境の違い！
それら全てが愛おしいマイベストシーンです。
Karte.31 LINEを交換しようとしていたことを後になって気づいた市川の反応を見た山田
山田がLINEを交換しようとしていたことに市川が後になってから気づくシーンです。
その後の山田と石室くんとのやりとりを見て市川はその事実に気がつくのですが、その時の山田の嬉しそうな顔がたまりません。
これだけでご飯3杯はいけそうです。
他にもこのエピソードでは、クラスの男子全員にLINEを聞くことになり真っ先に市川に聞きに行く山田、石室くんとのやりとりの時に市川を気にしている山田とかわいい山田が盛りだくさんです。
Karte.35 市川に詰め寄る小林を遠ざける山田
笑った顔を見せた市川に詰め寄る小林を山田が肩を持って遠ざける場面です。
セリフもなく若干シュールなシーンですが、感情が読めない山田の表情が逆に想像をそそられます。
ぼくは市川と小林のお似合い感にヤキモチを妬いてるのかなと妄想してしまいました。
Karte.41 教科書シェアイベントを阻止した市川を見ている山田
山田に教科書を見せてもらうため忘れたと嘘をついた足立の机から市川が教科書を取り出す場面です。
山田と足立の教科書シェアを阻止する市川も可愛いですが、その2人のやりとりを見た後の山田も最高です。
山田の表情、「仲良いね」と言う前の空白、ニヨニヨという擬音。
全てが完璧な1コマです。
以上がぼくが選んだ僕ヤバの好きなシーンです。
これ以外にもまだまだ好きなシーンはあるのですがキリがないのでこの位にしておきます。
こうしてまとめてみるとぼくが好きなシーンは全て1〜3巻までのエピソードでした。
おそらく2人の関係が近すぎない距離感が好きなんだと思います。
たしかに最終的には2人に付き合ってほしいですが、このやりとりをずっと見ていたいという願望があるのも事実です。
とりあえず、この作品をこれからも読むことができると思うと幸せで仕方がありません！
僕の中の『僕ヤバ』フィーバーはまだまだ終わる気配はなさそうです。
