ぼくはthe pillowsが好きです。
高校時代にはじめて聴いた時から、30歳を越えた今でも一番好きなバンドです。
そんなピロウズの曲を聴いているとけっこうな頻度で歌詞の中に動物が出てきます。
それもポピュラーな犬や猫や鳥だけでなく、他のアーティストでは出てこないちょっと変わった動物も出てくるのです。
・ピロウズの曲中にはどんな動物達が出てくるのか?
・どれだけの回数動物が登場するのか?
・一番多く出てくる動物は何なのか?
それらの疑問を解決するために実際に全曲調べてみることにしました。
今回はその調査結果を紹介していきます。
the pillows 動物登場回数調査
今回の調査ルールは以下の通りです。
・調査対象は1990年から2019年までに発表された山中さわおが作詞しているthe pillowsの299曲(2022年8月時点)
・同じ曲のバージョン違いは別曲扱いとする
(例:album version、English Version)
・同じ曲内に複数回出てくる場合は出てくる度にカウントする
動物調査 結果報告
さて、ここからが調査結果報告となります。
まず全299曲中に登場する動物の種類は…
65種類!
登場した回数は、
186回 でした!
他のアーティストを調べた事はありませんが、これはかなり多い方ではないでしょうか?
その中でも登場が多いベスト3は以下の3種類です。
1位 イヌ (ドッグ、野良犬) …24回
2位 ハチ・ミツバチ…17回
3位 ネコ (子猫、 野良猫)…12回
1位のイヌは、負け犬や野良犬などの負のイメージを表現する時に多く使われているようです。
2位のハチ・ミツバチは正直予想外でしたが、これは予想できない様や気ままに飛び回っているイメージが使われているのではないかと思います。
3位のネコは、子猫や野良猫など可愛い感じや寂しそうなイメージとして多く使われていました。
ベスト3以下の結果は以下の通りとなります。
実はこの結果を見て分かる通り、鳥などはアヒルやカラスなど細かい種類に分かれているのでベスト3に入ることはありませんでした。
これを大分類ごとに集計した場合、ベスト3の結果はガラッと変わってきます。
1位 鳥…36回
2位 虫…35回
3位 犬…27位
分類別にすると、ベスト3圏外だった鳥が1位に躍り出てきました。
鳥は、フクロウ⇒夜、カラス⇒悪など…種類毎に全く別のイメージがあるので、曲中でも使われやすいようですね。
最後は活動時期のどの年代に動物が多く登場するのかです。
その結果をまとめたのが以下のグラフです。
この結果を見ると1994年以降からコンスタントに動物が登場しているようです。
そして、ずば抜けて多いのは1998年の33回ですね。
これに関してはピロウズファンなら予想できるのではないでしょうか?
この結果を叩き出しているのは、アルバム『LITTLE BUSTERS』に収録されている『Hello, Welcome to Bubbletown’s Happy Zoo (instant show)』という曲です。
なんとこの曲中には全部で20体もの動物が登場します!
これは有名な動物ソングである『動物園へ行こう』の登場動物14体を圧倒的に上回っている数です!
以上がピロウズ動物登場回数の調査結果となります。
やはりピロウズの曲中にはいろんな種類の動物が登場していましたね。
今後発表される新曲を楽しみに待ちつつ、これからもどんな動物が登場するのかも期待していきましょう!