いきなりですが、これが何の写真かわかりますか?
正解は、4歳の娘がスマホのカメラでたまたま天井を撮った時に写った自宅のライトです。
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僕はひと目見てこの写真が気に入ったので、さっそくSNSに投稿しようと思いました。
しかし、写真と一緒に投稿する文章を考えている時にある事に気づいたのです。
それは、「これって内容を語れば語るほど魅力がなくなるんじゃないか?」と。
この写真の一番魅力がある状態は、おそらく何の写真か想像している時だと思います。
雪の上にある機械?とか、飛んでるドローン?など。
ライトだとわかる人にはすぐわかるかもしれませんが、見る人によってはまだ無限の想像ができる状態なのです。
ですが、『スマホで撮った』や『天井のライト』と説明すると、想像する楽しみがなくなり、一気に魅力もなくなることに気がつきました。
僕はこれまで情報発信する時は、できるだけ情報量を詰め込んだ方がいいと考えていました。
しかし、娘がたまたま撮ったこの写真から、情報を削ぎ落とす事で生まれる魅力に気付かされたのです。
まさか一枚の写真からこんな気づきがあるとは思いませんでした。
と、日常って新しい発見に溢れているなと感じたひとりごとです。