
こんにちは。
GWはサザエさん漬けの生活だったぱんちです。
今年のゴールデンウィークは、Amazonプライムビデオでサザエさんばかり観ていました。
トータルで5周くらいは観たと思いますが、未だに飽きることはありません。さすが国民的アニメですね。
さて今回は何周もサザエさんを観ているなかで見つけた、やけにクセが強いエピソードをひとつ紹介します。
ぼくのようにサザエさんの観過ぎでサザエさん感覚(センス)が研ぎ澄まされた人間じゃなくても共感できるはずなので、ぜひ読んでみてください。
ここが変だぞ!マスオのひとり言
紹介したいエピソードは、2006年12月10日放送の『マスオのひとり言』という回です。

この回は、マスオが休日を家で過ごしている時にいろんな事を考えるというあらすじだけ見ると何の事件性もない回です。
しかし、そのわりには全体的にクセが強いのです。
奇抜なファッション
このエピソードに出てくる服は、他の回に比べてやけに奇抜です。
①マスオの夢の中に出てくるフグタ家のファッション

3人とも派手な色のボーダーのセーター、マフラー、ニット帽を身につけています。
夢の中なのでどんな服を着るのも自由ですが、こんな夢を見ているマスオの精神状態が気になります。
②マスオが現実で着ている服
部屋着と思われるゆったりとした上下のセットアップを着ています。
タートルネックっぽいけどセットアップという現実でもあまり見かけない服を着用しているようです。
③妄想内の波平のファッション

マスオの妄想内の波平はやけに若者っぽい格好をしています。
これは波平には本当はこんなファッションをしてもらいたいというマスオの願望の表れなのでしょうか。
キャラが濃い友人たち
このエピソードにはマスオの友人と思われる人物が2人出てきます。
まんまるリーゼントのきんちゃんとサイクリングをしている男性です。
他の回では見たことがないので、おそらく2人ともこのエピソードオリジナルのキャラクターだと思います。ですがその割には妙にキャラが濃いのです。
特にきんちゃんはその言動で強烈なインパクトを与えてきます。

ラストシーンがトリッキー
エピソードの最後も他の回に比べるとやけにトリッキーです。
・夕飯前にケーキを食べ始める子供たち
・家族がちゃぶ台に集まるシーンが早回し
・ラストシーンがサザエ、フネの後方から見たマスオ
・嬉しそうなマスオに対して何のリアクションもしない他の家族
・ラストに流れる全く聞いたことがない音楽
などなど、最後の最後に怒涛の展開が押し寄せます。
特にラストシーンの異様さはトリッキー過ぎて恐怖すら覚えるほどです。

いかがだったでしょうか?
今回取り上げた点以外にもこのエピソードには異質な雰囲気が漂っています。
ぼくの考察では、この回自体がマスオの夢なのではないかと考えています。
他の回に比べてやけにクセが強い『マスオのひとり言』。
今回の記事で気になった方はでぜひご自分の目で確かめてみてください!